2011年11月23日水曜日

進学

このブログを書くときは必ずお酒飲んでます。

シラフではとても恥ずかしくて書けないからです。。。




そんなことは、さて置き


オレは、手術をした後は順調に回復して、みんなと変わらない生活を送ることができるようになった。

そう、、、「Mr.イボ痔」というあだ名をつけられたこと以外は。


それから、2年。。。。



ついに湘南にある大学に進学を決めた。

そう、あのイボ痔高校生はついに大学生になった。




新しい大学生活を送り、痔であったオレの過去を消し去るまたとないチャンスに巡り合えた!!





しかし、ここで忍び寄った影・・・・・そう、お酒という悪魔。


初めて入ったサークルの飲み会で、ついつい、こぼしてしまった。



オレ「オレ。。。。。実はオレ痔なんだよね」



一瞬にして会場内は爆笑!!!





数日後。。。100人近くいたサークルのメンバーの殆どに知れわたった。。。。。


ショックを隠し切れないオレ。

なんで、ここまで来て痔に苦しめられるのか。。。。





そこに更なる災難が!


そう、2年の時を経てヤツが再発したのだ!!!!

2011年11月17日木曜日

現代病

ケツに手を伸ばし確認したオレ。

すると!!!!!


手術のせいで患部が腫れていただけだった。。。。。


マジ、高校生になってやっちゃった、と勘違いした、この心配した気持ちを返してほしい。

だけど、ホントはマジで安心しました。




ちなみに下半身麻酔をすると下半身の全ての感覚が無くなります。
ちょっと感動しますよ。


そして、初めての入院でドキドキで眠れない夜だったが、無事に退院の朝を迎えた。




最後に先生に呼び出され、診療室に行った。



すると、オレと同じ患者が10人もいるじゃないか!!

オレだけの病気じゃないんだと、ホッと安心した。

しかも、メッチャかわいいお姉さんもいるじゃん!


このお姉さんと痔の痛みを共有したい・・・・・

でも、そんな話したら嫌われる。




そんなことを考えていると、



先生登場!



先生「あなた達は、昨日手術を終えて、まだ治りきってていません。だから気をつけてください」




!!!????

まさかのみんな手術宣言!

あのプライベートを考慮した個室は何の意味があったのだろうか?

そんなことを疑問に思いながら、先生のアドバイスに釘付けになる患者たち


ー 先生のアドバイス ー
1.一回、便通したら後は我慢しましょう!(時間を置いてください)
2.便器に座るときは背筋を伸ばしましょう。
3.食物繊維の多い食品を食べましょう。
4.たばこ、酒は控えましょう。

参考までに実践してみてはいかがでしょうか?


最後に先生はこう言った

先生「痔は現代人の誰にでも起こりうる現代病です。だから安心してください。」



今更そんな慰めしないでください。

高校生のオレは残念な気持ちを隠し切れずに退院した。

2011年11月12日土曜日

初入院

次々に手術を行うお医者さん。


手術は注射によってイボの根源に溜まった悪いものを
抜き取るようだ。

本来、痔の手術を行うと1週間程の入院が必要だが、
この方法を用いれば1泊で帰宅できる、当時の最先端の手術方法だ。


それでも、巨大な注射器でケツを刺されるのは考えただけで痛い。



そんなことを思っていたら、30分程の手術の末、無事に終了した。





その後、点滴を刺したまま病室に運ばれたオレ。

もちろん、プライバシーを考えて、病室は全て個室である。

素晴らしいメンタルケアだ!!





オレは、ふと疑問に思ったことがある。



オレ「すみません。トイレ(大きい方)に行きたくなったら、どうすればいいですか?」

看護師さん「ダメです。我慢してください。」


ウソだろ???

看護師さんから、まさかの、トイレ禁止令が告げられた。






それから、2時間程して、下半身麻酔が切れてきた。



 そこで、オレを襲ったのは、ケツにある違和感!


オレ「あれ!?もしかして、、、、、うん〇が出ちゃってる???」



やっやばい、どうしよう。。。。。





半端じゃなく動揺するオレ。


でも、触って確かめるのは絶対に嫌だ!!


オレの中で格闘が30分程続いた結果。




よし!

じゃあ、ちょっとだけ触ってみよう!



そう、ほんのちょっとだけね。



恐る恐る、ケツに手を近づけた。。。。

2011年10月27日木曜日

白衣の何とか


腰に打つこの麻酔は半端なく痛い。

馬に打つような注射針で下半身麻酔をかけられ、何もできないオレ。



そこに、現れた分娩台のようなベット!!!!




そして、オレは人生で最も恥ずかしい体勢になった。




そこに現れた、看護師のおばさん3人組。


おばさん1「あら!若いのに大変ねぇ」

おばさん2「大人になってから手術すると恥ずかしいから、高校生でよかったねぇ」

おばさん3「私の息子も高校生なのよ」


言葉では言えないほど恥ずかしい姿のオレを見ながら話す看護師たち。




そこにやって来た!!

手術するお医者さん!



ついに、オレのケツが、この痛みから解放される。




期待に胸膨らますオレに、

医者「はい、じゃあ、手術始めるからね~。」


軽く言い放ち、オレのケツに入れたものは???



注射器の針!!!!!!



信じられない光景に、何もできないオレ、


それを覗き込む看護師3人組!


麻酔がかかっていても、針を入れられる、この感覚、、、、



その時、オレのケツは新世界を見た。

2011年10月20日木曜日

麻酔の恐怖

そして、手術当日、朝ご飯を食べずに医者へ向かった。

ついに、この鈍い痛みから解放されるぞ!
恥ずかしさと期待を胸に、いつもの金のケツの像を見ながら
手術の時間を待つ。

そこに、20代らしきお姉さんが!!
おじさんばかりのこの空間に癒しを与えてくれる。

そんなことを考えていると、ついに自分の番になった。



恐怖に震えるオレを信じられない体勢する看護婦さん(おばちゃん)



おばちゃん「高校生のうちに手術して良かったね!大人になったら恥ずかしいよ!」


はぁ??今でも十分恥ずかしいわ!!!

そんなこと思いながら、オレのそばに来た、お医者さんがこう言った。


医者「これから、麻酔打つからね。でも、隣の人から打つからちょっと待っててね。」

オレ「はい。」


そうすると、まさかの事態が・・・・



隣から信じられない声が・・・・




隣の女の人「いた~い!!痛い!!嫌だ!!」







オレ「汗汗汗」

オレ「うっ。。。うそだろ!!?それオレに打つの???」



オレは冷や汗でベタベタになりながら自分の番を待った。

2011年10月16日日曜日

人生の分岐点

そう、それは 「痔」 

高校時代、その存在さえ知らなかったオレは
突起物の存在を誰にも言うことができなかった。



しかし、それから3日経過した後、あまりの痛みに耐えかねて
インターネットで治し方を検索したが、、、、、ダメだ。。。。
有効な手段はなさそうだ。。。。


あまりの痛さに我慢できず、ついに
このことを、母に告げた。


オレ 「母さん。。。オレ。。ケツ痛いんだけど」


母はすべてを悟ったのか、こう語った


母 「わかった。直ぐに病院に行こう」




この決断は、後に青春真っ盛りのオレの心を、ズタズタに切り裂くこととなった。



営業時間ギリギリに病院に駆け込んだ。
病院の入って直ぐに、衝撃の光景が!!!!


なんと!受付の目の前に黄金のケツ型の像が!!!!

信じられない光景を受け入れることが出来ない。


後で、聞いた話によると、これに触ると、
痔が治るという言い伝えがあるらしい。。。。。。。。




冷や汗を流しながら先生の元へ向かうと、
直ぐにベットに寝かされ、横向きになる。

慣れた手つきで先生が診察してゆく。。。。。。
ケツに違和感が走る。
あまりの恥ずかしさに言葉が出ない。


そんな状況で!!!先生がまさかの行動を!!!


先生 「ちょっと、そこの看護士さん。この子のお母さん呼んでくれるか?」



うそだろ!!????
やっ、やめてくれ、青春真っ只中のオレのケツを公開する気か!!



そんな思いなんて知らない先生は、
母にオレの痔を見せながら、こう言った。


先生 「これが、イボ痔だね。」

母 「あー、なるほどねぇ」

母 「ここあるイボですね」

先生 「そうですよ。結構、大きいのができてるね」


オレの後ろで繰り広げられる会話にただただ耳を傾けることしか出来ない
自分が情けなくてしかたなかった。


先生 「来週、手術しますからね」

オレ 「手術っっ!!??」


事の重大さを知ったオレは、この現実を受け入れられなかった。。。。。

2011年10月15日土曜日

パートナーとの出会い

高校2年の夏、いつものように灼熱の暑さが体力を奪う天気だった。
授業が終わり、みんなが帰り始めた夕方。
オレには放課後、やらなければならないことがあった。

農業高校に通うオレは農業クラブの役員だった。


「早いところ、トイレ済まして作業に取り掛かろう」


そう言って、何気なくトイレに入り用を済ませた。



その後、PCに向かって、2時間ほど経った頃、何か違和感を感じ始めた。
座っている椅子に何か飛び出ているのがあるのか。
そう思い、腰を上げるが。。。。


そこには何もない。

作業を終えたオレは帰宅するため、自転車に跨り、片道40分掛けて
自宅に向かう。


あれ??

あの違和感がまた襲ってきた。

しかし、自転車のサドルは何の変哲もない。


まさか!??


そんな、バカな!
オレは高校生だぞ。
中年おやじとは違うんだ。


そう思い、恐る恐る「おしり」に手をやった。


なんだ???
この豆みたいな出来物は?

純粋な高校生のオレには自分の体に何が起こっているのか、分からなかった。