2011年10月27日木曜日

白衣の何とか


腰に打つこの麻酔は半端なく痛い。

馬に打つような注射針で下半身麻酔をかけられ、何もできないオレ。



そこに、現れた分娩台のようなベット!!!!




そして、オレは人生で最も恥ずかしい体勢になった。




そこに現れた、看護師のおばさん3人組。


おばさん1「あら!若いのに大変ねぇ」

おばさん2「大人になってから手術すると恥ずかしいから、高校生でよかったねぇ」

おばさん3「私の息子も高校生なのよ」


言葉では言えないほど恥ずかしい姿のオレを見ながら話す看護師たち。




そこにやって来た!!

手術するお医者さん!



ついに、オレのケツが、この痛みから解放される。




期待に胸膨らますオレに、

医者「はい、じゃあ、手術始めるからね~。」


軽く言い放ち、オレのケツに入れたものは???



注射器の針!!!!!!



信じられない光景に、何もできないオレ、


それを覗き込む看護師3人組!


麻酔がかかっていても、針を入れられる、この感覚、、、、



その時、オレのケツは新世界を見た。

2011年10月20日木曜日

麻酔の恐怖

そして、手術当日、朝ご飯を食べずに医者へ向かった。

ついに、この鈍い痛みから解放されるぞ!
恥ずかしさと期待を胸に、いつもの金のケツの像を見ながら
手術の時間を待つ。

そこに、20代らしきお姉さんが!!
おじさんばかりのこの空間に癒しを与えてくれる。

そんなことを考えていると、ついに自分の番になった。



恐怖に震えるオレを信じられない体勢する看護婦さん(おばちゃん)



おばちゃん「高校生のうちに手術して良かったね!大人になったら恥ずかしいよ!」


はぁ??今でも十分恥ずかしいわ!!!

そんなこと思いながら、オレのそばに来た、お医者さんがこう言った。


医者「これから、麻酔打つからね。でも、隣の人から打つからちょっと待っててね。」

オレ「はい。」


そうすると、まさかの事態が・・・・



隣から信じられない声が・・・・




隣の女の人「いた~い!!痛い!!嫌だ!!」







オレ「汗汗汗」

オレ「うっ。。。うそだろ!!?それオレに打つの???」



オレは冷や汗でベタベタになりながら自分の番を待った。

2011年10月16日日曜日

人生の分岐点

そう、それは 「痔」 

高校時代、その存在さえ知らなかったオレは
突起物の存在を誰にも言うことができなかった。



しかし、それから3日経過した後、あまりの痛みに耐えかねて
インターネットで治し方を検索したが、、、、、ダメだ。。。。
有効な手段はなさそうだ。。。。


あまりの痛さに我慢できず、ついに
このことを、母に告げた。


オレ 「母さん。。。オレ。。ケツ痛いんだけど」


母はすべてを悟ったのか、こう語った


母 「わかった。直ぐに病院に行こう」




この決断は、後に青春真っ盛りのオレの心を、ズタズタに切り裂くこととなった。



営業時間ギリギリに病院に駆け込んだ。
病院の入って直ぐに、衝撃の光景が!!!!


なんと!受付の目の前に黄金のケツ型の像が!!!!

信じられない光景を受け入れることが出来ない。


後で、聞いた話によると、これに触ると、
痔が治るという言い伝えがあるらしい。。。。。。。。




冷や汗を流しながら先生の元へ向かうと、
直ぐにベットに寝かされ、横向きになる。

慣れた手つきで先生が診察してゆく。。。。。。
ケツに違和感が走る。
あまりの恥ずかしさに言葉が出ない。


そんな状況で!!!先生がまさかの行動を!!!


先生 「ちょっと、そこの看護士さん。この子のお母さん呼んでくれるか?」



うそだろ!!????
やっ、やめてくれ、青春真っ只中のオレのケツを公開する気か!!



そんな思いなんて知らない先生は、
母にオレの痔を見せながら、こう言った。


先生 「これが、イボ痔だね。」

母 「あー、なるほどねぇ」

母 「ここあるイボですね」

先生 「そうですよ。結構、大きいのができてるね」


オレの後ろで繰り広げられる会話にただただ耳を傾けることしか出来ない
自分が情けなくてしかたなかった。


先生 「来週、手術しますからね」

オレ 「手術っっ!!??」


事の重大さを知ったオレは、この現実を受け入れられなかった。。。。。

2011年10月15日土曜日

パートナーとの出会い

高校2年の夏、いつものように灼熱の暑さが体力を奪う天気だった。
授業が終わり、みんなが帰り始めた夕方。
オレには放課後、やらなければならないことがあった。

農業高校に通うオレは農業クラブの役員だった。


「早いところ、トイレ済まして作業に取り掛かろう」


そう言って、何気なくトイレに入り用を済ませた。



その後、PCに向かって、2時間ほど経った頃、何か違和感を感じ始めた。
座っている椅子に何か飛び出ているのがあるのか。
そう思い、腰を上げるが。。。。


そこには何もない。

作業を終えたオレは帰宅するため、自転車に跨り、片道40分掛けて
自宅に向かう。


あれ??

あの違和感がまた襲ってきた。

しかし、自転車のサドルは何の変哲もない。


まさか!??


そんな、バカな!
オレは高校生だぞ。
中年おやじとは違うんだ。


そう思い、恐る恐る「おしり」に手をやった。


なんだ???
この豆みたいな出来物は?

純粋な高校生のオレには自分の体に何が起こっているのか、分からなかった。