高校2年の夏、いつものように灼熱の暑さが体力を奪う天気だった。
授業が終わり、みんなが帰り始めた夕方。
オレには放課後、やらなければならないことがあった。
農業高校に通うオレは農業クラブの役員だった。
「早いところ、トイレ済まして作業に取り掛かろう」
そう言って、何気なくトイレに入り用を済ませた。
その後、PCに向かって、2時間ほど経った頃、何か違和感を感じ始めた。
座っている椅子に何か飛び出ているのがあるのか。
そう思い、腰を上げるが。。。。
そこには何もない。
作業を終えたオレは帰宅するため、自転車に跨り、片道40分掛けて
自宅に向かう。
あれ??
あの違和感がまた襲ってきた。
しかし、自転車のサドルは何の変哲もない。
まさか!??
そんな、バカな!
オレは高校生だぞ。
中年おやじとは違うんだ。
そう思い、恐る恐る「おしり」に手をやった。
なんだ???
この豆みたいな出来物は?
純粋な高校生のオレには自分の体に何が起こっているのか、分からなかった。
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